宮崎県は九州の南東部を占め、日向国のほぼ全域にあたる。北は大分県、西は熊本県、南西は鹿児島県と接し、東部・南部は日向灘に面している。東端は東臼杵郡
県北部は第三紀の火山岩類からなる
県域の約七三パーセントを山地が占め、そのうち最大面積を占めるのが九州山地で、鰐塚山地・霧島山がそれに続く。九州山地は中央構造線(九州では臼杵―八代構造線)の南東部に幾重にも重なる北東から南西に延びる山々の連なりで、地質的には古生代の秩父帯、中生代の四万十帯から構成されている。第四紀以降の隆起活動の結果、主部は標高一七〇〇―一五〇〇メートル前後の早壮年期山地となり、南東部に向かって徐々に高度を下げる。険しい山腹斜面をもつ山容であるが、山頂部・尾根筋・山腹の一部にはかつての準平原の名残とみられる平坦面が緩傾斜面として残る。これらの地形面は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
九州の南東部に位置する県。旧日向国の大部分を県域とする。1868年(明治元)旧幕領は富高県となり,まもなく日田(ひた)県に併合された。71年廃藩置県で高鍋・延岡(のべおか)・佐土原(さどわら)・飫肥(おび)の4県が成立し,同年11月飫肥県は大隅国6郡とともに都城(みやこのじょう)県,他3県は美々津(みみつ)県に統合された。日田県は廃止になり旧富高県地域を美々津県へ,豊後地方を大分県へ編入した。72年都城県から大隅国2郡を鹿児島県へ移管,肥後国米良(めら)地方が日向国児湯(こゆ)郡に編入され,美々津県管轄となった。73年都城・美々津両県は統合され宮崎県が成立,大隅国域を鹿児島県に分離して日向全域を県域とした。76年宮崎県は鹿児島県に併合されたが,83年諸県(もろかた)郡の南部を除く日向国からなる宮崎県が再置され現在に至る。県庁所在地は宮崎市。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
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